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Massacre @ 下北沢GARDEN

Massacreが来日するという話を直前に聞き、ライブに行ってきた。Massacreは、HENRY COW解散後にニューヨークに渡ったフレッド・フリスが結成し、アルバム「Killing Time」を残して、81年ころには解散したバンドです。このバンドは、パンクの時代にフリスが、ロックギタリストとして肉体的な部分を満足させるために作ったバンドなんだろうなと個人的には思っています。

99年に、ドラムをチャールズ・ヘイワードに変えて突然再結成しました。メンバーのスケジュールが合うときに活動しているようで、再結成してから3枚のアルバムが出ており、それらは発売と同時に買っていました(今年4枚目が出るよう)。いずれも即興演奏のライブを編集したもので、81年までのバンドとは別物だと思っていたし、アルバム「Killing Time」の曲を演奏することも期待せずに行きました。
ビル・ラズウェルは、ジョン・ゾーンのペイン・キラーのライブで見ていて、今でもよく弾ける人だなあという印象は覚えています。チャールズ・ヘイワードは初来日の96年、99年の京都、03年の表参道の公演は見ています。それ以降も来日していて自分としてはけっこう聴き落としているんだろうなと勝手に思ったいたのですが、聴いていないのは昨年のV4Victoryの来日公演だけのようです。そして、フレッド・フリス。HENRY COWの初期三部作を初めて聴いてから20年以上経っているのに生で聴く機会がありませんでした。それでこの3人のMassacreとしての来日ということで、行かない訳にはいかなくなりました。

開始予定時刻より10分ほど押して、メンバーが無造作に出てきてライブが始まりました。フリスはテレキャスターのみでけっこう弾きます。ラズウェルは仏頂面のままアンビエントなエフェクトを多用した音作りでしたが、後半はヘイワードを対面になってヘイワードに合わせていっていました。フリスは座って刷毛なんかで弾いたりつまんだり。
ヘイワードはリズムだけでカタルシスを作るのが巧いです。2曲めではThis Heatの"Health and Efficiency"を彷彿とさせるように盛り上がっていくリズムの流れに、ラズウェルがゴリゴリとしたフレーズをのせていきます。フリスはその土台の上に自由に音を乗せていく感じですが、ちゃんとしたフレーズもよく弾いていました。昔から録音でよく聴いていたモアレ奏法も曲の後半では多用していました
3曲めでヘイワードがマイク(クリスチャン・ヴァンデ風のヴォーカルマイク)を前に出してきたので、歌うのかと思いましたが、メロディカの演奏だけでした。ここでもヘイワードにより多様なリズムチェンジやずらしがベースとなっていました。ロック的なダイナミズムを失うことなく残りの二人と会場を煽ることができるのは彼ならではでしょう。
4曲めは静かな展開からノイジーな轟音へ。ラズウェルはフリスとヘイワードの中間をベースの持ち替えやエフェクトでうまく埋めていたと思います。

休憩はなく、大きく4曲の即興で終了し、シャイなのかあっというまに袖に戻ってしまいました。フリスは初めて聴いたので、その演奏に目が行きがちでしたが、ヘイワードのソロとは違ったロックな即興と気持ちのいいスネアの音はやはりカッコいいなと再認識しました。

アンコールは「Cheap at the Half Price」の"Too much Too Little"のようなカントリー風のメロディとロックンロールなリズムの曲。ここで終わりかと思ったのですが、もう1曲アンコールがあり、ヘイワードのビートと「AH!」という叫び声をベースとし、フリスがループを使ったアンビエントな即興を乗せていくものでした。
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Shinya Takeuchi

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