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Michael Tilson Thomas , Yuja Wahng (p) , San Francisco Symphony @ Suntory Hall

19時からサントリーホールでティルソン・トーマスとサンフランシスコ響のコンサート。このコンビは、もともとコープランドやマーラーの7番などBMGの録音で聴いていて気になっており、独自レーベルのでマーラーの全集のを録音し始めた頃から熱狂的に聴き始めたと思う。このコンビが来日するのは17年ぶり。MTTはPMF音楽祭の監督をしていたこともあって、3年前にはPMFでマーラーの5番を振っており、それは聴きにいった。

プログラムは、前半がユジャ・ワンとのラフマニノフのパガニーニ狂詩曲。ユジャ・ワンは、指周りはいい反面、音がきれいではない印象を持っていたのだが、実演で聴いてもあまり印象は変わらず。オケの音色の変化が素晴らしく、聴き入ってしまった。ユジャはパワーがありオケに負けていなかったのは良い。途中でMTTがピアノに指揮棒をぶつけるアクシデントがあった。演奏後カーテンコールで、ユジャのお辞儀をMTTが真似をして笑いを誘っていた。そしてアンコールは、ティルソン・トーマスとプーランクの4手のためのソナタの第3楽章。MTTはピアノも巧すぎる…

後半がメインのマーラーの5番。オケの各メンバーのテクニクが高いのはもちろんのこと、一つの生き物のようにうねる。ベルリン・フィルだと、それが指揮者と対峙した生き物になるのだが、SFSはティルソン・トーマスにピッタリ寄り添っていくのが面白かった。そういえばMTTってバーンスタインの弟子だったよな…と思い出すほど、表現が濃い。それでもキレイについていく。このきれいってところがポイントで、出てくる音自体はサラサラとしてる。フレーズとしては崩壊寸前なのに、壊れないところが凄いのかも。MTTは肩を痛めてるようで、時々右肩を押さえるのだが、非常に楽しそうに振る。指揮台の横に指揮棒を刺す箱のようなものが立っていたのだが、なんとこれが水。第3楽章の後で水を飲んでいました。ステージ上で水を飲む指揮者は初めて見た。第4楽章も非常に静謐で美しい演奏だった。ただ、第5楽章はオケの方にも疲れが出たのか、緊張感が若干欠けた演奏になったように思う。80分を超える演奏で、アンコールもなかったのにサントリーを出たときは21時半。MTTがこのオケとあと10年やるとは思えないけど、可能な限り実演を聴いておきたいですね。

  • Rachmaninov / Rhapsody on a theme of Paganini
  • encore : Poulenc / Sonata for four hands 3rd mvt
  • Mahler / Symphony No.5
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Shinya Takeuchi

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