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Radu Lupu @ Tokyo Opera City Concert Hall

ルプーを聴きにオペラシティーへ。ルプーはかつて、サヴァリッシュが振るN響でのブラームスの協奏曲第1番が素晴らしかった記憶がある。ホールの外で金槌を叩かれた記憶と、休憩中の「金返せ~」の怒号とともに。ルプーは、90年初頭以降レコーディングしていない。個人的なイメージとしては70年代のシューベルトの録音で止まっている。2010年の来日公演は、9年ぶりの来日ということで日本の西側からツアーたっだのだが、途中でインフルエンザになり東京に来ることなくご帰還。
今月、日本公演があり、8日に東京でシューベルトの公演があった。オールシューベルトプログラムで、私は想像がつくこの公演より、ドビュッシーがメインとなる14日の方が興味があったので、14日のチケットを取った。8日の公演は、私は行かなかったのだが、ネットでは絶賛されていた反面、弾けていなかったと憤慨する知人がいた。どういうことかと思っていたら、左手中指に蜂窩織炎という病気が出て、兵庫公演はキャンセル。これで14日の東京公演もキャンセルと思っていた。払い戻しかと思って前日に調べてみても、ぎりぎりまでどうするか決めてない、曲目の変更もありえますという回答。病気はないにしても、メンタルが弱いのか。そして本番を迎え、会場に行ってみると曲目変更のアナウンスはなし。満席で、普通にコンサートが始まった。

プログラムはフランクのシューベルトの即興曲作品142の4曲、フランクのプレリュードコラールフーガ、ドビュッシーの前奏曲第2巻。
シューベルト。ルプーは千人に一人のリリシスト、と言われた男ですが、目の前に居たのはルプーのキグルミを着た何者か、だった。彼のレベルから考えれば全く弾けていない。まあ、フレーズが止まる止まる。腰が悪いのか椅子からまっすぐに立てないし、体重が前にかけられない。
そしてフランク。シューベルトとは比較にならないくらい止まる。曲を忘れましたか?と思うくらいに。ほんとに左手がダメみたいで、しっかり押さえられていないし右手とずれる。この曲は本当に大好きな曲なんだが、もう曲の痕跡がない。後半は聴かずに帰ろうかと本気で思った。

後半はドビュッシー。「帆」を聴いただけで、アルペジオが鈍く、もういいかという気分に。ラヴィーヌ将軍がマシだったかな。場内はスタンディングオベーションが半分。拍手していないが2割。アンコールの楽興の時第2番がこの日のベストパフォーマンスだったが、それでもねえ…。両公演聴いた人に聞くと、今日の方がマシとのこと。シューベルトの日はいったい何が起こっていたのか。

家に帰ってからショックなことが2つ。ひとつめは、Twitterなどネットを見ると大絶賛。目の前にブラームスがいるようですばらしかった、といった見た目だけのものから、感涙モノまで。フランクの曲が初めてわかった気がしたとか…。
ふたつめは、「8日のルプーのチケット」が出てきたこと。チケットを買っていて行くのを忘れてたのは初めてだ。6000円とはいえもったいない。

  • Schubert / Impromptsu op.142
  • Franck / Prelude , Chorale et Fugue
  • Debussy / Prelude Book 2
  • encore : Debussy / Des pas sur la neige (Prelude Book 1)
  • encore : Moments Musicaux No.2
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Shinya Takeuchi

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