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Christian Thilelemann , Staatskapelle Dresden @ NHK Hall

NHK音楽祭に行ってきた。ティーレマン指揮、シュターツカペレ・ドレスデンのコンサート。
ティーレマンは御存知の通り、ミュンヘン・フィルの監督をしていたのだが、ドレスデンで振ったところ、オケが彼を気に入ってしまい、当時監督だったルイージの契約を切ってまで首席に迎え入れた。個人的にはルイージは良かったの
だけど。ミュンヘン・フィル時代は、現地で何度も聴いていて、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ブルックナー、シュトラウス、ベルク、ヴォルフ、プフィッツナー、とドイツ系のレパートリーはひと通り聴いている。良いと思ったのはミュンヘン・フィルとのブルックナーの7番とウィーン・フィルとのシューマンの1番。
この日のプログラムはブラームスの3番、1番。彼のブラームスも聴いておこうと思ってチケットを買った。まず第3番だが、冒頭から最後まで、気持ち悪くて仕方がなかった。オケの音以外にぐっとくるポイントはなし。解釈は変なところで溜めて気持ち悪いし、アドリブで煽ってるのかオケも必死で、本来のサウンドが出きっていない。
第1番は、録音があるので耐性があるつもりだったが、彼の独特のフレージング、アーティキュレーションがことごとく曲のイメージとマッチしない。第4楽章のパウゼの絶妙のタイミングで客の誰かが傘を倒し、カツーーーンという音が響き渡って苦笑。全て間が悪い。

アンコールは、このプログラムだと普通はハンガリー舞曲をもってくると思うんだが、なぜかワーグナーのリエンツィ序曲。ここの金管でやっと、ドレスデンらしい、くすんだドイツオケのサウンドが聴けた気がした。このくすぶった音を聴きたいと思ってチケットを買うと思うのだが。このオケにはもっと職人っぽい人が似合うと思うんですけどね。

やっぱり自分の中で3番は、フルトヴェングラーのEMI49年がリファレンスのようだ。家に帰ってから聴き直してみたけど、やっぱりこれだけテンポを動かしてもフレーズがうねっても、曲の流れがよく考えてある。とても文学的な展開。そこがティーレマンは欠ける。第1番の第2楽章や、リエンツィ序曲の一部のはそれがあった程度。もっと知性があれば面白い指揮者になるのに。ちなみにここまで書いているが、私はティーレマンのファンのつもり。そうじゃなかったらわざわざ聴きに行かない。

  • Brahms / Symphony No.3
  • Brahms / Symphony No.1
  • encore : Wagner / Rienzi overture
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Shinya Takeuchi

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