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Wagner "Parsifal" / Taijiro Iimori , Yomiuri Nippon Symphony Orchestrar , Tokyo Nikikai Opera Theater @ Tokyo Bunka Kaikan

文化会館で二期会のパルジファルの公演を見る。オケは飯守泰次郎が指揮の読響。演出はリチャード・グード。4階席だったので音響もよく、ステージもピットもよく見えた。

演出は、ビデオも使ったもの。飯守のオケは非常に良い。トランペットはロータリーを使っているようだが、ところどころ抜けが良すぎてアメリカオケのように金管が響くところがある。また読響らしいタメの無さがワーグナーっぽくないところもあり。飯守は間のとり方が長めで、音の途切れているところがまた良い。全体的にモチーフが現れるところはそれを明示的に演奏されているようだった。ピットが暑いのか、チューバがずっと団扇で扇いでいて目障りだった。歌手はどれもレベルが高い。ダブルキャストで、3日目の今日は1日目と同じキャスト。福井敬がパルジファルを歌う回でと思い今日にしたのだが、他の歌手もレベルが高い。全部日本人なのにこのレベルの高さには参った。

バルセロナ・リセウとチューリヒ歌劇場との共同制作。クリングゾルとアムフォルタスとは兄弟という設定のようで、前奏曲の段階でそれを暗示させる芝居がある。時代設定は第1次世界対戦からナチ台頭あたりまでのドイツをイメージしているようだ。舞台は2階建ての屋敷が回転する仕組みになっており、4つほどのシーンが入れ替わり、物語が回転するごとに現れる。歌っていない間も、歌手は芝居をさせられる。ダンサーが踊っているシーンもあった。もともと動きが取りづらいオペラだが、第2幕など非常に視覚的に凝った演出だった。最後にパルジファルは軍服を着ており、歴史はこれからまた繰り返すような暗示がある。1回観ただけでは演出の細かいところがわからず、ディテイルを見ようとすると大きな流れを見失う。非常に示唆に富む演出だった。
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Shinya Takeuchi

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