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Wagner "Tannhaeuser" / Adam Fischer , NHK symphony Orchestra @ Tokyo Bunka Kaikan

8日に上野文化会館に行って来ました。東京春音楽祭の最終日。
もともと「東京のオペラの森」としてオペラ数公演を中心としたプログラムだったのですが、2009年から「東京春音楽祭」となり、2010年からワーグナーのオペラを演奏会形式で1作ずつ上演しています。今年は3年目でタンホイザー(ま、昨年は震災でローエングリンは中止になったのですが)。席は1階後ろの方の左。オケピットは通常の高さで、歌手とコーラスの乗るステージはオケの後方で一段高くしてありました。バックスクリーンにはイメージ映像とともに訳した歌詞が映し出される仕掛け。

オケはアダム・フィッシャー指揮のN響。アダム・フィッシャーを聴くのはこれで4回目。ハイドンフィルで有名な人なのでハイドンやモーツァルトの印象がある人ですが、基本的にオペラで有名な人ですね。私はオランダ人、パルジファルとこれまで彼を聴いたのが全部ワーグナー。そして今回もなぜかワーグナー。序曲からフィッシャーはちょっと熱めに、そして細かく振っていきます。途中、ヒートアップしてメガネを飛ばす勢い。序曲の後、拍手が入ってしまい、ちらっと客席を見て拍手が収まるタイミングを見計らってから第1幕に入る辺りも慣れています。オケの反応がイマイチ悪かったのですが、大きく流れを作って締めるところは締める指揮ぶりはやはり巧いです。職人芸。

コンマスはゲストコンマスで、元シュターツカペレ・ドレスデンのペーター・ミリング。ソロの音程がヒドイ。そしてなぜかトゥッティで弾き遅れているように見える…存在感に意義があるのだと思いたいところ。第1幕のイングリッシュホルンは、のだめで一般的には有名になった池田昭子。某茂木より格段に上手いです。オケ全体としてはいつもよりマシは気もしましたが、歌手に合わせる意識があるとも思えないし、オペラに慣れてないなという印象を受けてしまいました。金管のレベルもいつもどおり。

主役はステファン・グールド。ヘルデンとしてはとても良い歌手だと思います。これまで、バイエルンでの「オランダ人」のエリック、コヴェントガーデンでの「死の都」のポール、そして昨年の新国でのトリスタンのいずれも良い歌声を聴かせてもらったので期待していました。ところが、5日の公演に行った人たちからグールドがとてもイマイチだったという話が。しかし、この8日は冒頭から好調で安心しました。

歌う個所は少ないですが、ヘルマンもいい声。それから夕星の歌でこのオペラで一番美味しいところを持っていくヴォルフラムも上出来でした(ヴォルフラムを歌ったマルクス・アイヒェは聴いたことがないと思っていましたが、ローエングリンで一度聴いていることが判明)。
女声はエリザベートもヴェーヌスも悪くなかったですが特出している感じでもなく。。

今回の上演は「ドレスデン版」と明記してあり、パリ版との違いは序曲後のバッカナール(バレエ)が無いくらいだろうと思っていたのですが、聴いた印象は全然違いました。まあ序曲のカスタネットとかが無いのはいいとして、第1幕の響きが全然違います。曲も聴き慣れた流れとは違う。バイロイトでの上演は第1幕がパリ版で第2幕と第3幕がドレスデン版という折衷案のようですが、そういうのも含めてもう少し調べてみたいところ。訳詞はちょっと最悪でした…

JR上野駅に開演10分前についたのですが、改札を出る前に行列が20mほど。桜が咲き乱れる日曜日は恐るべしですね。そして、第1幕の後、休憩が30分あったので公園に花でも見に行くかと思ったら警察による通行規制。ちらっと見て帰ってくるだけで大仕事でした。

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