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Leif ove Andsnes @ Opera City Takemitsu Memorial

昨日来れなかったオペラシティでアンスネスのコンサートを聴く。当日券で入った。曲の入りは7~8割。いいピアニストな割にチケットの値段も手頃なのにもったいない。何年となく定期的に日本を訪れているのに、彼の日本での評価がイマイチなのがわかる。前半がドイツもので、まずワルトシュタイン。今後協奏曲の録音が予定されているなど、ベートーヴェンの演奏には力を入れているようだ。非常に丁寧で硬質な演奏だが、曲想が変わる個所で流れるように変化しないところが少し惜しい。第3楽章のオクターブグリッサンドは両手で弾いてた。続くブラームスの4つのバラードは、暗めで硬いピアノの音色がとても合っていて、今日のコンサートの中では一番良かった。まるで4楽章のピアノソナタのように4つの曲を弾き分けてくれたのも良かった。
後半はすべてショパンで、主催者から押し付けられたように見え、あまり期待していなかった。(これは私の勝手な想像で、今年はソロリサイタル自体あまりおこなっていないみたいだが、実は他の国でもショパンをプログラムに含めている)。しかし、重くならないバラードの3番と、ワルツがとてもよかった。ワルツは速めのテンポでリズム感よく、彼の巧さが目立っていたので、普通のショパンが好きな人には面白みがなく聴こえるのかもしれないが、そういう演奏が好きなのでしかたがない。バラードの1番は最後に持ってきている割には、控えめな演奏でぴんと来なかった。アンコールはショパンの前奏曲第17番のあと、先日のN響公演でも弾いたグリーグの抒情小曲集よりノルウェーの農民行進曲。先日と同じくとても良かった。最後は、また抒情小曲集から春に寄す。
アンスネスは、ハイペリオン系のピアニストや岡田博美をのぞいて、メジャーレーベルから定期的に録音が出るピアニストとしてはツィメルマンと並んで、完成度が高くライブでの満足度も高いピアニストだと思う。この時期に日本でコンサートをしてくれたことを感謝しつつ、もっと意欲的なプログラムを聴いてみたいと思った。王子ホールのコンサートではクルタークなんかも弾いていることだし。

  • Beethoven / Piano Sonata No.21
  • Brahms / 4 Ballades op.10
  • Chopin / Ballade No.3
  • Chopin / Waltz No.13 op.70-3
  • Chopin / Waltz No.7 op.64-2
  • Chopin / Waltz No.11 op.70-1
  • Chopin / Waltz No.5 op.42
  • Chopin / Nocturne No.17 op.62-1
  • Chopin / Ballade No.1
  • encore : Chopin / Prelude op.28-17
  • encore : Grieg / Lyric Pieces op.54-2
  • encore : Grieg / Lyric Pieces op.43-6
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Shinya Takeuchi

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