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Freddy Kempf @ Suntory Hall

フレディ・ケンプのコンサート。彼のコンサートは5回目。プログラムの前半はゴールドベルク変奏曲。彼のバッハはパルティータをライブで聴いたことがあり、構成力の弱いバッハだなと感じたのだが、このゴールドベルクは面白かった。テーマから全部リピートを演奏し、必ずリピートで装飾やリズム処理が一回めと異なるように弾いていた。1回目が提示で2回目が自己主張のよう。各変奏曲のテンポ設定もかなり変わっていう上に、歌いまわしがかなりくどい。正統派バッハ好きなら受け付けない演奏かもしれない。しかしグールドを初めとして、何が正統かなんて言えないので、ピアノ演奏として面白ければいいという点で見れば、とても面白い演奏だった。たっぷり80分の演奏。しかし、ケンプ、テクニックも指まわりの速さも素晴らしいのだが、ミスタッチの多さも相変わらずだ。ホールの入りは半分強といったところで、ミーハーっぽい客が多い。客層や見た目に騙されそうだが、演奏はかなりが独特。
後半はリスト3曲で30分ほど。リゴレット・パラフレーズは少し色気がたりない。彼の音は硬めなので、そっけなくメロディを歌われると曲の魅力が減ってしまう。2曲めのイゾルデの愛の死は、ダイナミックレンジが広く、フィナーレに向けた盛り上げ方も良い感じだったのだが、テンポが速め。もう少し音を響かせるようにしてくれれば良かった。3曲めはハンガリー狂詩曲第6番。これほどまで凶暴なリストはなかなか聴けない。完成度はこの曲が一番高かった。左手のゴンゴンした叩き方や、高速同音連打は完全にマニア向き。彼はハンガリー狂詩曲全曲をライブ収録すれば、シフラと並ぶスタンダード録音になる気がするのだが。アンコールはショパンのノクターン2曲とブラームスのワルツ。日本語で曲紹介した上に、2曲目では「残念ですがまたショパンです」と、リストでなくてごめんねというような紹介だった。

tag : Kempf

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