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Lorin Mazzel

年末に上野の東京文化会館で行われるベートーヴェンの交響曲全曲演奏会というイベントがある。1日で9曲演奏するイベントだ。もともと岩城宏之が始めたものだが、彼が亡くなったあと小林研一郎が継いでいた。今年、このマラソン企画を振ったのはマゼール。彼は80歳だ。日本に来てリハーサルをして1日で9曲振るのは並大抵の体力がないとできない。聴く方も体力と集中力が要求されるが。1週間ほど前に、このイベントを全部Ustreamで配信するというニュースが出た。これは見ないといけない。12時半頃から会場の様子が配信され、13時から演奏が始まった。大掃除や買い物をこなしながら試聴。マゼールは自分の楽譜を持ち込んだらしく、オーセンティックとは対極にある演奏。第3番第1楽章の例のファゴットはホルンに吹かせるだけでなくトランペットを重ねるなど、弦や金管の追加をはじめとして得意のティンパニの音符増強が目立つ演奏だった。ボウイングもかなり細かく指定していたようだ。ライブなのでノリ重視だし、これはこれで楽しい。ベストは7番。最終楽章はこれでもかというスピードで6分程度。オーケストラはN響を主体とした在京オケメンバーの混成で、コンマスはマロ。普段のN響からはあまり想像できない気迫のある演奏だった。3日程度のリハで、改変の多いめんどくさそうな楽譜とマゼールのダイナミズムによくついていけていたと思う。第9で声楽がいまいちだったのだが、最後にブーイングが飛んでいた。ああいうのはお祭り気分を壊すもんだ。
ネット配信だが、2眼式3Dでの配信もあり収録制作はNHKメディアテクノロジ、配信はWIDEがおこなっていた。配信設備などはこのサイトで説明されている。第1番のころは400人程度、3Dのほうは10人程度だったが、第9の時に最大視聴者となりだいたい6300人。坂本龍一ほどではないがそこそこの視聴者数だったのではないだろうか。3Dのほうはそれでも30人程度だったので、クラシックファンに3Dはあまりアピールしてないんだなという印象。第9のあたりでは映像のフレーム落ちや音声がプツプツ途切れることが増えた。映像はHDで音声は96kHzと、普通の配信よりは高画質高音質なのでしかたないが、このあたりのスケールが限界ということか。

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