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CD : Michael Nanasakov

Michael Nanasakov : Rachmaninov / Piano Concerto No.1,4 : 超絶技巧を持つヴァーチャル・ピアニストであるナナサコフの新譜。第2番、第3番の録音に続いて、ラフマニノフの録音が出た。ナナサコフのサイトで予約したら発売日前なのに届いてしまった。第1番、第4番、パガニーニの主題による狂詩曲。ラフマニノフの協奏曲の2台版はこれで全部録音されたことになる。音のキレや立ち上がり、特にテンポの速い場所では再現が難しいのだろるが、それを差し引いても充分に面白い演奏。この録音は、自動演奏ピアノが1台しかないため、2台のパートを別々に録音した上でミックスしている。第1番の第3楽章や第4番の第1楽章など2台のピアノが立体的に録音されていて、ミックスにもかなりこだわっていると思う。スティーヴン・ハフがソロを弾く全集をよく聴くせいか、ロマンティックなフレージングに慣れてしまうと、ちょっとあっさりした印象を受けてしまうが、緩徐楽章でも充分に表情付けがなされていると思う。

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