スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

CD : Eugen Jochum , Rafael Kubelik , Kirill Kondrashin , Colin Davis , Lorin Maazel , Mariss Jansons

Eugen Jochum , Rafael Kubelik , Kirill Kondrashin , Colin Davis , Lorin Maazel , Mariss Jansons + Sinfonieorchester des Bayerischen Rundfunks : 60 Jarhre : 昨年(2009年)、バイエルン放送響は設立60周年を見変えた。密度の濃い記念サイトまでできたが、記念のCDボックスまで出た。ちなみにこれはもともと海外向けに発売する予定はなかったのだが、日本向けにプレスされたものとのこと。歴代の首席指揮者(とその予定者)によるライブ演奏が1枚づつおさめられている。そのほとんどが未発のもの。こうやって並んでみるとヨッフム以来、コンドラシン、ディヴィス、ヤンソンスとバイエルン放送響の首席はコンセルトヘボウとの縁が深い。
まず、初代首席のヨッフム。曲はフルトヴェングラーの交響曲第2番。意外な選曲かもしれないが、録音は1954年12月。ちょうど2週間前にフルトヴェングラーが亡くなっているのだ。追悼の意を込めた選曲だったのかもしれない。曲はよく知られているようにブルックナーの延長上にあって、あまり面白くない。とはいってもフルトヴェングラー自身の演奏と朝比奈の振ったものくらいしか聴いたことがない。で、ヨッフムが振るとそれなりに聴ける気がするのだ。暗いし盛り上がりに欠けるのだが、フランツ・シュミットの交響曲くらいには聴ける気がしてきた。特に第。4楽章。オケのきめ細かさとヨッフムの作る大きな流れがいいのかもしれない。
2代目はクーベリック。ブルックナーの交響曲第8番。スタジオ録音では3番と4番しか残っていないのでいい選曲だ。Orfeoにもバイエルン放送響との録音が残っているが63年でモノラルで。こちらは15年近く経っているせいか、熱さが控えめで落ち着いている。
次が首席になる予定だったが急死してしまったコンドラシン。曲はコルサコフのロシアの謝肉祭と、フランクの交響曲。フランクはフィリップスから発売されており、一度CD化している記憶がある。きめこまやかな演奏で、ソ連系指揮者から連想されるいわゆる激しい演奏とは異なる。過度にロマンティックにならない歌いまわしや力の抜き加減が絶妙。確かにこのコンビの演奏をもっと聴いてみたかった。
3代目はコリン・デイヴィス。エルガーのエニグマ変奏曲と、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第6番。選曲が渋すぎ。V-ウィリアムズの演奏は冒頭から熱くなるものが多いが、この演奏は控えめ。過度に熱くならないというのは、このオケ歴代の指揮者の特徴か。デイヴィスとバイエルン放送響の組み合わせでヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4番を聴いたことがあるが、そのときの雰囲気(細かいことは覚えていない)を思い出させる録音だ。ちなみにここからガスタイクでのライブ録音が始まっている。
マゼールは、ストラヴィンスキーの「火の鳥」と「春の祭典」。火の鳥は1919年の組曲版。彼は元々ストラヴィンスキーが得意でいろんなオケとの録音を残しているが、これはこのコンビのよさがよく出ていると思う。もともとオケが持っていた機能性とマゼールの色彩感はシュトラウス全集でも聴くことができるが、ここでも曲とマッチしていい効果を出している。マゼールの細かいところまで行き届いた、芝居がかった演出がきっちりオケによって再現されるが、下品さは感じない。この曲聴き飽きたと思ってる人ならかなり楽しめると思う。
ヤンソンスは、R.シュトラウス。バラの騎士組曲、ティル、4つの最後の歌。ばらの騎士で顕著だが、フレーズの最後を引きずる感じが全体を重くしているように感じる。特にこの曲は、クライバーなどのイメージもあるんだろうけど、華やかさと軽さを求めてしまうので、こういう歯切れの悪さがあると聴きづらい。やはりこの指揮者、僕と相性が悪い。

コメント

非公開コメント

Profile

Shinya Takeuchi

Twitter
Follow Me!
shinyatakeuchiをフォローしましょう
Calender
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Monthly Archives
Category
Visitor
Search in my logs
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。