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Tugan Sokhiev , Akiko Suwanai (vn) , Orchestre National du Capitole de Toulouse @ Tokyo Opera City Takemitsu Memorial

2週連続でオペラシティに来てしまった。トュガン・ソヒエフ(ソキエフ)指揮のトゥールーズ・キャピトル国立管。オケはプラッソンで有名なオケですが、生では当然聴いたことがありません(今回で来日3回目だとか)。ソヒエフは、ザルツブルク音楽祭でプロコのオペラを振ったり、先日のウィーンフィルのアジアツアーで、日本は予定通りメータが振ったのですが、ソウル公演ではいきなり降りてしまい、その代役で振ったり、そのままウィーンフィルの定期演奏会で振ったりと、話題の多い若手です。まだ34くらい。昨年からトゥールーズの音楽監督。実は彼の指揮を一度聴いたことがあります。ミュンヘンフィルで。住んでいたころ、現地で聴いた最後のミュンヘンフィルのコンサートでの指揮が彼でした。そのときは、ルガンスキーがソロのショスタコのピアノ協奏曲第1番と、ラフマニノフの交響曲第2番で、ルガンスキーのぱっとしなさと、ラフマニノフの曲のつまらなさで、その真価は全くわかりませんでした。
さて1曲目のルスランとリュドミュラ序曲は、速めのテンポで押す演奏。これはウォーミングアップといったところでまあまあ。2曲目は諏訪内晶子がソロでチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。諏訪内さんは、びっくりするくらいミスが多かったでした。。手元に録音が一つもないので、わからないですが、あんなに不安定な演奏をする人だったのかな。まず、ハイポジションではそれほど気にならなかったのですが、低い音が非常に汚い。チューニングのせいか?と思うほど。そして、ソヒエフのほうが自分の速めのテンポを維持しているせいか、曲についていけておらず、弾き飛ばしが多かったです。オケとずれているところが多い。最後に、パワーが足りない。自分のテンポでないというのもあるのでしょうか、まったく楽器が成りきっていなかった。一番最後のフレーズすら決まらなかった。衣装は真っ赤なドレスだったのですが、演奏は情熱的になるとかならないとかの問題ではなかったです。逆に伴奏は第2楽章あたりから非常に面白く、普通は淡々とつけるだけの曲ですが、オケのほうに耳が行ってしまうような演奏でした。アンコールはバッハの無伴奏。こちらのほうがマシでした。
メインは、チャイコフスキーの第5番。こんなにロシアロシアしたコンサートは久々でした。ソヒエフは濃い。若い時のビシュコフをもっとねちっこくした感じ。唇は薄い。テンポの動きも多く、歌う所はさらにねちっこく。基本的に爆演系といわれる指揮者に含まれるのでしょうね。ただ、下品に聴こえないのが指揮者のセンスなのか、オケの色なのかはわかりませんでしたが。どちらもですかね。オペラだと面白い演奏が聴ける指揮者じゃないでしょうか。
残念なのはオケ。フランスの田舎オケにしてはとても巧いし、パワーのある音が出せるし、ピチカート一つもピッチリ合わせてくる。タケミツメモリアルだと音が響きすぎるくらいの音量でした。でも、フランスのオケに求める柔らかさというか色気というかエスプリというか、そういうヲサレな要素が全くなかったです。弦とかゴリゴリ言うのがロシア風。プラッソンの録音ってもっとほにゃほにゃしてただろう、と。アンコールは、そこそこはやいトレパック(くるみ割り)、なぜかエルガーの愛のあいさつ、そしてやっとカルメン前奏曲。カルメンももっと雰囲気がほしかったですけど、今日のプログラムの中ではマシかなと。そして最後のアンコールは初め曲が判別できませんでした。第2主題が出たところで、ああこれスラブ舞曲の第1番じゃないかと。金管も木管も音がでかすぎです。

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