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CD : Quatuor Ebene

Quatuor Ebene : Brahms / Piano Quintet : エベーヌ四重奏団の新譜、ヴァージンに移籍してから2枚目。今回も渋めのジャケット。ブラームスの弦楽四重奏曲第1番と、山本亜希子という日本人ピアニストとのピアノ五重奏曲。ピアニストは、1stヴァイオリンのパートナーのようだ。カルテットのほうは、録音のせいなのかもしれないが、1stヴァイオリンの突出ぶりが耳煮のころ演奏。かっちり縦の線をあわせようという意識的にしていないのに、リズム感のよさであわせているような、ブラームスにしては不思議な感覚の演奏。クインテットのほうは、すこし趣が違って、ピアノに4人が寄り添うように丁寧な演奏をしている。ピアノもパワーがあって曲に負けていない。この曲はたいてい情念うずまくようなどろどろした演奏が多い気がするが、この演奏は歯切れのよさと音使いでどろどろさを回避しているように感じる。第3楽章など、ピアノはかなり意識して音を切っているような気がする。繰り返し聴ける演奏だ。シューマンやドヴォルザークの録音も期待したいところ。

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