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真鍋圭子「素顔のカラヤン」

最近、カラヤン関係の本が多く出ている幻冬舎新書からの新刊。音楽コーディネータとして有名な真鍋圭子によるカラヤン・エピソード集。名前を見たときには誰かわかりませんでしたが、写真を見てああこの人かと。一時期クラシック関係のテレビ番組でよく見かけた人ですね。イメージとしてはなかにし礼なんかとリンクする人。彼女がドイツに渡った経緯からカラヤンと出会い、来日公演のコーディネートからサントリーホールのオープン、最後の来日公演まで、カラヤンとの付き合いが描かれています。その流れを通して、カラヤンが、神のように扱ってもらいたい偏屈な巨匠ではないということを丁寧に述べています。有名な大阪公演での振り間違い事件や、パイプオルガンのピッチの件のを読むと、カラヤンやベルリン・フィルと彼女の距離の近さがよくわかります。しかし、ここに書かれているカラヤンのちょっとお茶目な素の姿は、彼女の人柄でなければ見ることができなかったものかもしれません。

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