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「ワーグナー王朝」

ハンス・ヨアヒム・バウアー「ワーグナー王朝」 : Richard Wagnerからウォルフガングに至るまでのワーグナー家の歴史を書いた本です。コジマ以降のワーグナー家について書かれた日本語の本は、それほど多くないので面白かったです。著者によると、戦後の「新バイロイト様式」を確立したと言われているヴィーラントの評価が低く、彼の演出はほとんど妻のゲルトルートによるものだという主張になっていました。ヴィーラントの愛人がアニア・シリア(ドホナーニの元妻、最近アルバムが出ましたね)だということも明確に語られている。原語の出版が10年くらい前のものなので、最近のカタリーナとエーファの後継者争いまではきっちりと書かれていない。

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