
数週間話題に遅れているが、
ブログ通信簿を試してみたpingの設定は初期設定から全くいじっていないのに、うまくgooに送れていっていなかったようで、何回やっても「あなたの最近のブログが見つかりません」と出ていたのだが、何かの拍子にうまくいったみたい。年齢が実年齢より約10歳も若いので、一瞬をぉっと喜んでしまったが、よくよく考えれば「表現が幼稚」っていわれてるのかな。主張度が高いのに影響度が低いのも「あまり読まれてないよ」って言われてるみたいでウツです。

Francois Leleux :
Mozart / Alles Fuehhlt der liebe Freuden : フランソワ・ルルーのモーツァルト集。オーボエ協奏曲、フルート協奏曲の編曲、ロンド、フィガロのアリアを編曲したものが4曲、ドン・ジョヴァンニのアリアを編曲したものが4曲である。アリアの編曲はルルー自身。オーボエもオーケストラも、とても音色が気持ちいアルバム。ルルーの音色はとても甘くて柔らかい。といって音が細いわけではなく、印象が近いのはシェレンベルガーだろうか。シェレンベルガーの録音はバックがベルリン・フィル(指揮はレヴァイン)のせいか、彼の音色の柔らかさに比べれば全体的に筋肉質に聴こえる演奏。
アルブレヒト・マイヤーのモーツァルト・アルバムと交互にかけてみたが、どちらも良い…優劣をつけるのはあまり意味がありません。吹き振りなのだが、カメラータ・ザルツブルクの音も素晴らしい。もちろん古楽奏法なのだが、編成が小さく統制がとれていて音が美しい。また、ドン・ジョヴァンニの"手を取り合って"のアリアでのチェロのソロがすばらしい。ジャケットに書いていあるルルーのプロフィールを読むと、ヨーロッパ室内管でソロを取っていると書いてあるが、バイエルン放送響のトップだったことは書いていない。一番大きなキャリアだと思うんだけど。
高円寺百景 / 070531 : ライブDVD。タイトル通り2007月5月31日に吉祥寺Star Pine's Cafeで行われたライブの映像。PA席からのワンカメ映像だが、比較的きれいに撮れている。金澤美也子が脱退して、矢吹卓が加入したものの、この日は不参加だったために、吉田達也 (d,vo)、坂元健吾 (b,vo)、小森慶子 (sax,cl) , 久保田安紀 (vo)のメンバーに、ホッピー神山と石橋英子がキーボードで加わり、おまけに今堀恒雄 (g)と壷井彰久 (vn)がゲスト参加という豪華キャスティングのライブだった。前半がデュオ→トリオ→カルテットとメンバー構成を変えての即興演奏で、後半が百景の曲というプログラムだった。この日のライブは生で見ているので、感想は
これを変わるものではない。そう、梅雨入りかなぁと思わせる豪雨の日だった。
Jannick Top / Infernal Machina : MAGMAのベーシストとして有名な、ヤニック・トップのソロ作。ソロ名義のアルバムは初めてなのではないだろうか。パート1からパート11の部分とコーダの"resolutio"の12部に分かれる。邦題が「呪われし機械」…MAGMAにも"Mekanik Machine "って曲があったし、こういう響きの言葉が好きなのかな。全体的な印象は、今までのトップの作曲を追っかけていたら「なんだか聴いたことがあるな」と思う、過去の
焼きなおし 集大成。ドラムは、
Hadrien FeraudのソロやEric La Lennと
Jannick Topとの連作アルバム「Le Lann Top」で叩いているDamien Schmitt。この人は、ほんとにうまい。アンビエント〜呪術的な声から、トップらしいリフがパート3から現れる。そのままパート4でKlaus Blasquizの声が。ここでMAGMA風を感じさせたと思ったら、パート5で"De Futura"のリフが。そのまま"De Futura"でパート6まで進む。後半でJames McGaw (g)と思われる鋭いギターソロが入る。ピアノがきれいで一瞬Mike Oldfieldっぽくも聴こえる7曲目からはドラムがChristian Vanderに変わる。パート8はMDKっぽいピアノのコードにVanderのドラムと地鳴りのするトップのベース。演奏としてはここからパート9が一番聴きどころかも。激しいソロも特になく、呪術的なヴォーカルが戻ってきてパート11が終わる。Stella Vander (vo)、Himiko Paganotti (vo)、Antoine Paganotti (vo)といったMAGMA組も参加しているらしいが細かなクレジットはない。あのヤニック・トップのソロ作が、と過剰に期待してしまうと肩透かしを食らうが、完成度は高いし、MAGMAファンなら聞いておくべき作品かな。

Simon Rattle + Berlin Philharmoniker :
Berlioz / Symphonie Fantastique : ラトルとベルリン・フィルの新譜はベルリオーズ。幻想交響曲と「クレオパトラの死」から2曲。もともとライブ録音の予定だったが、フィルハーモニー(カラヤン・サーカス)が火事になったため、コンサートはもうすぐなくなるテンペルホフ空港で行われた。さすがに、空港の倉庫ではライブ録音ができなかったようで、この録音はベルリン・イエス・キリスト教会でのスタジオ収録となっている。この教会での幻想の録音といえば、カラヤンやマルケヴィッチのものがあるが、どちらもグラモフォン。これらの比べると、このディスクはやはりEMIっぽい音像の遠さを感じる。演奏の方だが、第1楽章ではそれほど感じなかったのだが、後ろの楽章に進むほどボヤけた演奏になっている。各楽器がうまく融合していないのと、リズムが単調に機械的に進んでいく。第4楽章でテーマを吹くトランペットの力のなさって何なんだろう。それぞれの楽器はやはりうまいし、弦の音も素晴らしい。第5楽章も、鐘がなんか遠いところでなっているし、結末に向かっての推進力に欠ける。…ドホナーニとかティルソン=トーマスとかの演奏で耳が慣れすぎたか。
Avishai Cohen / Gently Disturbed : タワレコで試聴機にかかっているのを見かけたのだが、ピアノトリオという気分でもなかったので見ないふりをしていた。アヴィシャイ・コーエンといえば、チック・コリアのOriginでの演奏は聴いたことがあるが、Originというユニット自体あまり好きではなく、ベースもそれほど印象に残っていなかったというのもある。後輩の家で飲んでいるとき、彼がこのアルバムを買っており、聴かせてもらった。変拍子だらけでめちゃめちゃカッコいい上に、ピアノの音がとてもいい!すぐに買ってきた。ベース弾きらしい拍子へのこだわりと、マイナーが主体のコードの動きがとてもカッコいいアルバムだ。曲は熱いんだけど、演奏と音がクール。個人的にはベースのフレーズがカッコいい2曲目が気に入った。6曲目なんかはe.s.t(Esbjörn Svensson Trio)っぽくも聴こえる。8曲目の中盤以降の弾けるような曲もいい。あとは4曲目が好みか。このトリオのピアニスト、名前が変わっていてShai Maestroという。「シャイ・マエストロ」…シャイな巨匠ですよ。このトリオ、もうすこしアルバムを買ってみよう。
KENSOのライブに行ってきた。昨年の5月のライブは仕事とバッティングして行けなかったので、一昨年の10月以来。気分的なものもあるのだが、最近はあまりロックを聴かずにクラシックばかり聴いている。ここ1年くらいCDでもKENSOを真剣に聴いた覚えはあまりない。なので、あまり期待感もなく、どちらかといえば義務感のようなもので行ってしまった。いつ聴けなくなるかわからないしな…というのも含めて義務感。当日券ですんなり入れる。座席は500くらい用意されていると思うが、後ろ5列は真ん中しか埋まっていない。一番後ろの席に堂々と座る。始めに答えを書いてしまえば、とてもよかったのだ。冒頭が"Good Days Bad Days"〜"願いをかなえる子供をつれていこう"といきなりハイライトで演奏されるような曲のメドレー。休みを入れずに"麻酔"〜"精武門"のメドレー。このメドレーがとても気持ちよくつながるアレンジになっていた思う。2年前の
ライブの感想に「ライブ用メドレーアレンジをすることもなく、唐突に曲が終わったりするのも残念」と書いているが、やっぱりKENSOのライブの楽しみの一つは、この絶妙のメドレーだ。ここで清水さんより自ら「飛ばしすぎ」というコメントが。MCが少なかったのも緊張感が途切れなくて良かったのかな。MCが少ないは、演奏に対して気合いが入っていたからなのかもしれない。ステージも良く、なんかヴァリライトみたいなのを使っているし照明がやたらと凝っていた。新曲が4曲あったが(僕が初めて聴いた曲が4曲、昨年のライブで演奏した曲もあったのかもしれない)、妙な講釈や民族音楽への頑なな傾倒が感じられず、GENSISやPFMが好きなんだなぁということを感じさせるKENSOらしい広がりを感じるロックな曲になっていた。新しいアルバムも近いのでしょうか。光田のソロの時、美深のキーボードソロアレンジを弾いていて、心にしみました。そのあとの小口ソロ(with 小森)〜"GOS"〜"Tjandi Bentar"も小口ワールド全開。"Echi dal Foro Romano"は何回聴いてもいい曲なので、いいと書くだけバカらしい。このライブで一番いい演奏は冒頭の2つのメドレーと"氷島"だったと思う。アンコールは"月の位相II"〜"月の位相I"。やっぱり「夢の丘」の曲は個人的に好きなんだな。お約束のように2回目のアンコールがあって、美深のグループでの演奏と憎たらしい演出。今年のライブはプログラムの構成が素晴らしかったのではないだろうか。


今使っているアンプは、Marantz PM44SEで、大学2年か3年の時に購入したもの。6〜7年前からアンプとスピーカーを買い替えようと計画していたのだが、特にきっかけもなくそのままになっていた。その当時、オーディオショップをいろいろ周って試聴して、Musical FidelityのアンプA3.2CRが欲しいなと思っていた。ところがそのうち、そのアンプは品切れになり、Musical Fidelityのアンプ自体、日本であまり取扱いされることがなくなったようだ。ネットで海外から購入することは簡単だが、アンプのようなオーディオ製品の場合、電圧が違うので使うのは簡単ではない。こういったことも、買い替える気がなくなった理由の一つだろう。しかし、今使っているアンプがもう15年近く使っているためガリが多く、ときどき片方のチャンネルの音が出なくなったりしていた。他のブランドのアンプを見たり聴いたりしてもピンとこない(アキュフェーズが良いのはわかるが、普通すぎてつまらない)。最近、
musicFieldというオークションサイトにMusical Fidelity A3.2の中古品が出品されており、価格も妥当だったので、入札してみることにした。結局入札者が誰もいず、最低価格で落札。出品者は
audio unionで、商品に問題は何もなかった。とりあえずつないで見て、ちょっとだけ音を出してみた。エージングもしていないし、スピーカーは
YAMAHAのNS-10Mのままだが、音の立ち上がりの良さと空間解像度の良さは実感できた。クラシックの弦の音がいい。ジャズをかけたら、ちょっと紙っぽい音がしたが、スピーカーのせいだ。スピーカーも買い変えたくなってきた……。当然アンプに、ヘッドホンコネクタはついていないので、ヘッドホンアンプも購入。
Audio TechnicaのAT-HA20。ちょっとエコーがかかっているように聞こえるのは気のせいかな。

僕はあまりポイントカードに執着しないほうだと思う。あらゆる店のポイントカードを常備していて、飲みに行ったりするとさっとカードを出し、旅行や買い物でいかに組み合わせれば得なポイントがたまるかということに詳しい人が周りにもいる。しかし、僕は面倒くさがりで、財布が膨らむのが嫌いだ。しかし、クレジットカードのポイントと、飛行機のマイル、そしてタワーレコードのポイントカードだけは貯めている。タワーレコードのポイントカードは、以前は500円買うと1ポイントつき、100ポイントたまるとカードがいっぱいになって、そのカードを出せば3000円引いてもらえるというものだった。そのころは、CDを買い続けているとポイントカードが何枚も財布にたまり、うっとおしくなってきたころにカードを出して割引してもらうというようにしていた。ところが、何年か前にシステムが変わり、同じカードにずっとポイントが加算されるシステムになった。こちらから、ポイントを使って割り引いてください、といわないと貯まり続けるシステムになった。それから2年ほどたったのかな。「ポイント使ってください」といわずに買い続けていたら、これだけポイントが貯まってしまいました。100000。そう、このカードを使えばタワレコで10万円買い物ができるのだ………何を買ったらいいんだろう?
HASYMO / The City of Light : HASYMO (= Human Audio Sponge + Yellow Magic Orchestra)の1年ぶりのEP。2曲。どちらもアコースティック楽器をメインとしたエレクトロニカな曲。変わったことをしようという意識はもうなく、いい音を作ろうという気持ちがよく伝わる。音のたたずまい、みたいなものに凝っていて、ピアノの残響やそれに被さるパッドの音に耳を惹かれる。いいオーディオで聴きたい。"体操"っぽいと言われればそうかもしれないけど、教授のソロ色が強いということなのかな。ユキヒロのドラムが気持ちいい。